ご相談実例

献杯の挨拶について2

地域の班長をしておりますが、同じ班の私の母親と同じ年代(70代)の四十九日の献杯の挨拶を行うこととなりました。
ほとんどお付き合いがなく、かつ病気で亡くなった方です。
このような場合、班長としてどのような献杯の挨拶をしていいのか、夜も眠れない状況が続いております。
具体的な表現のアドバイスをして頂けると有難く思います。
よろしくお願い致します。

献杯は慶事でいう乾杯にあたり、献杯が終了して会食に入ります。厳密にいいますと法要の席、仏教的に見たお斎に中には献杯という考えはないようです。後に、法要の席で乾杯という言葉もおかしいし、何か適当な言葉がないものかと探した末に付けられた言葉のように思われます。献杯という言葉は現在、一般的に認知されたようで、法事の中の一つの区切りとして使われています。

献杯についての文例集はあまりありません。
一般的なマナーとしてまず招かれた御礼を述べます。「お招きいただき、有難うございます。」は不適切なので「お招きいただき恐れ入ります。」または、「お招きいただき、誠に恐縮でございます。」などの言葉が良いでしょう。葬儀後、初めて招かれる法要が四十九日法要です。自由に故人との関係 ・印象を織り交ぜてスピーチをなさったほうが良いと思います。 会食の始まりですので、短く端的に済まされるほうがよいと思います。
特に使ってはならない言葉であるとか決まりはありませんので、【最後に○○を偲び献杯をしたいと思います。皆様よろしくお願いいたします。】でよいと思います。

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