ご相談実例

納骨について

青森県に在住のものです。
先月父が亡くなり、四十九日がもうすぐきます。実はお墓の建て直しを考えており、四十九日は法要だけでお墓が出来た時に納骨することになりました。
ただ、納骨をしないことでお骨を家においたままにするか、納骨堂に置くかで家族内で意見が分かれています。
いつでもそばにいて拝むことができる家に置くか、四十九日は旅立つ日だし節目は大事だから、納骨堂に置いておこうという意見。どちらもわかるのですが・・・。
本来どうした方がよろしいのでしょうか。教えて下さい。よろしくお願い致します。

代々続かれたお墓をお守りになられているとのことで、今回のように忌明け法要時に納骨をされないのはおそらく初めてのことで皆さん思案されていることだと思います。
ご自宅に継続して安置することは問題はありませんが、遺族として一日も早く日常を取り戻すことも供養だと私は考えますので、その暮らしの中でかえって粗末にすることがなければ、ご自宅安置は何よりだと思います。納骨堂に安置することは消して粗末にすることではなく、僧侶の日々の供養の下でお守りしていただけるようになります。ご遺族として大切なのは供養する心です。置くという考え方より安置すると考えでご家族で今一度お話をしてみてください。

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