ご相談実例

宗教が違う場合

主人の父はもう10年以上前に亡くなっているのですが、神式の新興宗教をしており、お葬式もその宗教でしたそうです。
最近、主人の母が病気になりました。なので本人に「お葬式はどうする?」とは今の状態では聞きづらくって・・・
母はその神式新興宗教を嫌っていたらしく、義妹は「お母さんの為には仏教でしてあげたら?」と言っています。
ですが、養父が神式、養母が仏式でお葬式をしてしまうと別々にまつるという事になるのでしょうか?長男である主人のわが家に、祭壇(神)と仏壇(仏)の2つが置くことにもなるんでしょうか?
お墓は、今は養父の個人墓になっているので、墓石を変えたらイイだけなのですが、別々の宗教の場合一緒に納めていいものでしょうか?
こういうのって気持の問題なのでしょうけれど、一般的に夫婦で宗教が分かれた場合、みなさんはどうされてるのかと思いました。
実は私もその神式の新興宗教をする気がなく、主人は、ちゃんと信心してるわけではないのですが、他の宗教をするぐらいならするって感じです。なので、ひとごとではなくって・・・。
よろしくお願いします。

最近は家族内でも信心の違いによるお悩みとして、お尋ねいただくテーマです。
先ず家族でよくお話をすることをお勧めいたします。事前の話がし辛い場合でも、臨終後でも構いません急いてことを決めてしまうよりもよくお話をしてお互いが理解をする努力をして下さい。不用意な決め方は葬儀を機に遺族間の関係が思わしくなくなってしまうことも考えられます。葬儀社には遺体の保存処置をキチンとお願いして、一晩でも一日でも家族で考えたと言うことが重要だと思います。
又、代々お墓を管理されているのは菩提寺様か、新たに求められた公園墓地なのかでも考え方が代わります。寺院墓地に埋骨をされる場合はやはり菩提寺様によるご葬儀が原則になるかと思いますが、 いずれにしても宗教とは活きてゆく為の助けや拠り所であると考えるべきで、本来は家にあるものだと考えられてきましたが、昨今の信心の自由ではそんな状況ではなくなってきました

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