ご相談実例

五輪塔について

今回、我が家でお墓をたて直そうという話しをしています。
そこで五輪塔の話を聞き、亡くなって五十年以上たっている先祖がいると、五輪塔を建てて供養するということだったので、検討しています。
そこで、我が家では亡くなって五十年以上たっている人は、私からみて祖父母の長男・四女が幼い頃なくなっていて(私からみると叔父と叔母)、その方たちが五十年と七十年たっています。
この方達が先祖ということで五輪塔で供養することになるのでしょうか。
それとも、祖父母が五十年たって時に五輪塔で供養するものなのでしょうか。
ちなみに、我が家は分家の為、祖父母が初代になります。
先祖というと、私の祖父母・父母という見方を今までしていたので、叔父と叔母も先祖というくくりになるのでしょうか。
墓石店の方にお話を聞いてもいいのですが、相手は建てて欲しいと思ってとにかく建てましょうという方向に話しが行きそうで、本音で言っているか疑ってしまいます。

ご返事することがお答えになっていないかもしれませんが、五輪塔というのは、地・水・火・風・空の五大を表しています。人間そのものを指していると私は解釈しております。元々五輪塔がお墓の起源になっていると言われています。確かに古いお墓を見ると下から方型・球型・三角形・半球型・団型になっています。
ですので本来の意味から察するとちょっと違うような気がします。ただ、供養と言う解釈は人それぞれです。その理由が他にもあるのかもしれません。五輪塔をお建てになる事で心が落着いて供養になると考えればそれが一番です。その他に供養したいと思われる方法を模索されるのもひとつです。なによりも供養したいと今悩んでいらっしゃる事が供養している第一歩になっているのではないでしょうか。

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