ご相談実例

仏壇について

この度結婚する事になり実家に帰って母と暮らす事になりました。その際に妻の持っている仏壇を持って行こうと思ったのですが母に「嫁入りに仏壇を持ってくるなんて聞いた事が無い。」と言われました。
一般的に私達の行動は間違っていたのでしょうか?
追記:実家には大きな仏壇があります。持って行きたかった仏壇は小さな仏壇です。

ありえます。
本来は代々家長が護り次代に託すものと思いますので、ひとつのうちにいくつものお仏壇が存在する理由はありませんし、女性が嫁ぐ場合に帰る実家に仏壇は残るもので、一緒に嫁ぐものではありません。
核家族少子化が言われて久しく「ちゃい」さんの奥様は、女性ながらもお仏壇を護らなければならないお立場なのだと理解しました。
お嫁さんとして一家のお仏壇仏様を大事にし、ご夫妻の部屋にはご自身のご先祖様の仏壇があってもいいのではないでしょうか。
しかし、長い年月を考えるとこれを機に菩提寺さんにご相談しお位牌を託すことも検討されたらいかがでしょうか、ご自身のご決断ではなく奥様のことなのでご心労かと思います、本来の仏教的な教えではないかと思いますが、現代の悩める一面だと思います。

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